結婚するタイミングを見つけることが重要
保育士が結婚することについて、人員が少ない保育園だと、できるだけ支障がない時にしてね?なんて言われることもあります。
確かに保育園は今、人材がどこもひっ迫している状態で、待機児童問題が大きくなっている都市部では、結婚や出産で保育園の業務が大きく乱れる事もあるのです。
結婚はプライベートな問題とはいえ、やはり職場に迷惑をかけることはしたくない、そう思う気持ちも理解できます。
迷惑をかけたくないという気持ちがあるなら、結婚するタイミングは重要です。
幼稚園とは違い保育園の場合、夏休みなどの長期休暇がないので、できるだけ園が落ち着いている時期が適切だと思います。
クラスが安定し、行事も少ない時期などを見計らい結婚すれば、園に大きな負担となることが少なくなるのです。
保育園が通常業務の時、それはいつ?
4月は入園があり、新しいクラスになっているので保育士も園児も落ち着かない状態です。9月に入ると音楽会がありますし、9月、10月には運動会を行う保育園が多くなります。
12月はクリスマス会、保護者も保育士も年末ということでプライベートも忙しいですし、1月も年明け、またインフルエンザが多くなる時期でもあり、この時期も考え物です。
となると結婚にいいタイミングは5月、6月くらい、行事が少なく通常業務の時が狙い目といえます。
この時期はクラスも落ち着いてきますし、行事も各月のお誕生日会くらいで、夏前なのでプールなどもない時期です。
5月、6月なら結婚することで同僚に迷惑をかける事も少ないですし、いいタイミングといえると思います。
結婚の報告は園のことを考えて早めに
結婚となるとその後、園に残るかどうかによって保育園も準備が必要です。
保育園としては、結婚の報告を早く受けることでその先のことを考えることができます。
結婚を機に退職ということなら、なおさら、早めに報告しておかないと、人員の確保ができないのです。
報告するのが遅くなるとこうした準備ができず、園としても人員不足で同僚に迷惑を抱えることになります。
なるべく早く報告し結婚するタイミングなども見極めておくことで、祝福される結婚になるはずです。