まだまだ女性が多い保育士の職場・・・人間関係は難しい
保育士として経験が長い場合でも、ときに職場の人間関係になやむこともありますし、後輩保育士たちがうまくいっていないことに気が付くこともあります。
男性保育士も多くなっていますが、やはり保育士は女性が多いということもあり、女性特有の人間関係のしがらみが出てくることも多いのです。
実は保育士の退職理由を見ると4人に1人は人間関係によって離職されていますし、実際にそういう離職も目にしています。
力になれなかったと後悔したこともありますし、黙っていてはいけない問題です。
まずは、第三者に相談する勇気を持ってほしい、主任、園長などに相談する事、これが重要です。
人間関係が乱れないようにするために必要なこと
就職、転職されるとき、第一印象はとても重要な要素となります。
笑顔いっぱいでいる人は、相手に悪い印象となることもないので、自然に笑顔を作れるようになっておくべきです。
口角をあげて笑うと印象的ですし、明るい人だなというイメージが付きます。
挨拶も重要な要素となりますので、しっかり大きな声でにっこり微笑みながら、おはようございます、お疲れさまです等、挨拶をきちんと行うことも重要です。
園児たちにも身をもって、大きな声で気持ちよく挨拶する姿を見せる事がいい教育になります。
話の途中で別の話をされると、人の話を聞くことができない人、自分に興味を持っていない人ととらえられることも多いです。
相手の人がたとえ自分にとってつまらない話をしているなと思っても、しっかり話を聞くこと、相槌を打つ、相手の質問などに自分の意見をしっかり伝えるなど真摯に向き合うことが重要になります。
お局的な先輩への対応の仕方
女性が多い職場になるとお局的な先輩保育士がいるものです。
口うるさく細かくなんでも口を出してくると面倒くさいと思ったり、苦手意識を持ってしまうこともあります。
でも、お局的な存在の方でも保育士、また人生の先輩です。
その先輩の口うるさい注意が時に自分を救ってくれることもあると考えておくとうまく対応できます。
積極的にこちらから、教えてほしいですと伝えたり、どうすべきかな?と思うことは聞いてみる、注意点などを言われているときにメモを取るなどしていると、次第に好感をもってくれるはずです。
苦手な人ほど、保育士として経験を積んだ時に、ありがたい存在だったと思うことがあります。
悪口ばかり言う先輩、陰口が好きな同僚
悪口がひどい先輩や陰口が好きな同僚もいますが、面倒だなと思って同調していると、一緒に悪口を言ったと思われることもあります。
そうならないように、悪口を聞いたら否定せず「そうなの?」くらいに対応しておくべきです。
否定すると反感をかい悪口を言われる対象となることもあります。
人の人間関係には口を出さない、こうしたことも大切なことですし、自分もふと悪口を言わないように気を付けることが大切です。