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産休中ですが復帰はできますか?

産休前はしっかり報告・業務を引き継ぐこと

産休に入ってから保育士として復帰したいという場合、あらかじめ復帰に向けて取り組んでおくことがあります。
まず保育士の業務ですが、受け持っているクラスが低年齢の場合、抱っこする事も多く負担が大きくなるため、早めに報告しておくことが重要です。

報告に関しては安定期に入るころ、妊娠16週くらいに報告します。
ただ保育士の場合、つわりがひどく保育に支障をきたしたり、抱っこすることで流産の危険性などもあるため、園には早めに報告しておくべきです。
このとき、産休を取り保育士として復帰したいという希望を主任、園長先生に伝えておくことで園としての方針などもあるかと思いますが、臨時を雇用する準備ができます。

産休、育休中は子育てをしっかり楽しむ

保育という仕事を離れて育児に専念できる期間が産休、育休の期間です。
仕事をしないことで不安になったり、出産への不安もありますが、せっかくのお休みですから今までできなかった出産に向けての準備などをしっかり行います。

育休中は育児に慣れていないこともあり、また産後の心身の変化に戸惑ることもありますし、仕事をしていないことで取り残された気分になる方もいるようです。
でも育児期間はあっという間、これほどのんびりと育児に専念できる時間はないのですから、育休を存分に楽しみます。

復帰に向けて育休中に行動を起こす

育児休暇に関しては保育園の規定のより違いがありますので、これをお理解し、お子さんを預ける保育園を決めるなど、しておくべきこともたくさんあるのです。
暮らしている地域が東京、埼玉、千葉等都市圏になると待機児童問題などもありますので、入園に向けていくつかの候補を見つけておく必要もあります。

保育士として復帰できるかどうかについては、保育園の事情などもあり、園長先生、主任の方とよく相談し、無理があるようなら別の職場への復職を考えるべきです。
ただ現在は経験を考慮し育休を取って復帰できるようにしてくれる園もかなり多くなっています。
一緒に働いてきた方々に産休、育休中に迷惑をかける事、また復帰できるなら復帰することも伝えて協力を願うことも大切です。

健診、予防接種などは復帰前になるべく済ませておく

復帰に向けて、予防接種、健診なども受ける時期を考慮します。
復帰してから予防接種、健診で抜ける事が多くなると園に負担をかける事になり、ご本人も心苦しいです。

育休中に予防接種などをスケジュールし、体調が悪くいけないときなども考えて余裕を持った計画を立てて済ませておくようにします。
できる限り育休中にしておくべきことを終了しておけば、復帰してからも気持ちよく仕事ができるはずです。

保育園を辞めている場合は落ち着いた段階で再就職活動をする

保育士は常に人手不足となり需要の高い職業でもあります。
一度保育園を辞めたとしても次の職場として別の保育園に就職することも可能です。

ただし保育士としてのブランクが長くなればなるほど、また復帰できるのか?という部分で悩みがでてきてしまいます。
何年も携わっていなければ、記憶も曖昧になってしまうこともあるので、不安に思ってしまう人もいるはずです。
そのためまずは慌てて再就職先を決めるのではなく、保育士としてブランクがあり不安だという場合は保育士の復帰サポートをしてくれるセミナーや講座などに参加してみましょう。
各都道府県では保育士についてサポートする動きもありますし、保育士の採用を行っている派遣会社などで定期的に行われています。
またいきなり正社員としての復帰でなく、アルバイト・パートとして学童クラブや児童センターなどシフト制で働くことができる職場を検討してもよいでしょう。

東京都保育士人材・支援センター

上記のような保育士の復帰サポートを行う場所を有効活用しましょう。
自分に合った働き方で保育士の仕事を続けられるように準備していきましょうね。